【写真あり】ドライフラワーの作り方!ダイソー(100均)のシリカゲルなら失敗なし!

お気に入りの花をできるだけ長く楽しむため、一度は体験しておきたいドライフラワー。

これまで1週間程度しか楽しめなかった花が1ヶ月以上楽しめたり、別の形にアレンジして飾れると嬉しいですよね!

とはいえ手間や時間のかかるドライフラワーは、失敗のリスクも高く、初心者にとって難しく感じられやすいものです。

ハナ

ドライフラワーを楽しんでみたいけど、作るのは難しそう…。

あん

実は初心者でも簡単にドライフラワーを作れる方法があるよ!

そこで今回は、初心者の私が実際に挑戦し、簡単に成功したドライフラワーの作り方を大公開!

100均のシリカゲルを使って、失敗なしでドライフラワーが完成したので、写真付き体験談を紹介していきたいと思います。

目次

ドライフラワーの作り方!シリカゲルなら初心者でも失敗なし

結論からお伝えすると、4種類あるドライフラワーの作り方で、初心者の私でも失敗しない簡単な方法は、シリカゲル法でした。

手法作り方と特徴
シリカゲル法短期間に乾燥させる方法で初心者が扱いやすい。
簡単キレイに花の色が残る。
ハンギング法花を吊るして自然乾燥させる最も一般的な方法。
色の保持が難しく、形も崩れやすい。
ドライインウォーター法花瓶に少量の水を入れ、少しずつ乾燥させる方法。
空気の状態によっては、花の首が折れてしまいやすい。
グリセリン法グリセリンをお湯に溶かし、花に吸わせる方法。
グリセリンウォーターの作成を手間に感じやすい。

ドライフラワーには4種類の作り方があり、最も一般的な方法は、花を吊るして乾燥させるハンギング法です。

しかし私がドライフラワー作り初挑戦でハンギング法を試してみた結果、虫が湧いて失敗…。

というのも自然乾燥させて作るドライフラワーは、天候の影響を受けやすく、少しの怠りでカビの温床になってしまったからです。

ドライインウォーター法やグリセリン法にもいえることですが、花の状態を見ながらの判断が必要になるドライフラワー作りは、知識の浅い初心者にとって失敗のリスクがあります。

そこで天候に左右されないシリカゲル法に挑戦してみたところ、大成功!

実際に挑戦したからこそわかるシリカゲル法のメリットやデメリットがありましたので、次で皆さんに共有したいと思います。

ドライフラワーをシリカゲルで作るメリット

ドライフラワーをシリカゲルで作るメリットは、4つです。

シリカゲルのメリット4つ
  • 天候に左右されない
  • 初心者が失敗しにくい
  • 生花に近い鮮やかな色が楽しめる
  • 用途が多い

自然乾燥させるドライフラワー作りと違って、シリカゲル法は天候に左右されることなく、一気に花を乾燥させるため、初心者でも失敗しにくい特徴を持っています。

花の知識が少なく、取り扱いに自信がない人でも、生花に近い色鮮やかな状態のドライフラワーが作れるシリカゲル法。

シリカゲル法で作ったドライフラワーは用途の幅が広く、ハーバリウムやレジンにボタニカルキャンドルの中身にするなど様々な楽しみかたができるのも大きな魅力です。

ドライフラワーをシリカゲルで作るデメリット

反対にシリカゲルでドライフラワーを作るデメリットは、3つあります。

シリカゲルのデメリット3つ
  • 花の変化が見れない
  • 茎をカットし、花の部分だけ使う
  • コストがかかる

花を包み込んで放置しておくシリカゲル法では、途中で取り出すと繊細な花が壊れてしまうため、ドライフラワーになっていく過程を楽しみたい上級者にとっては、残念なところです。

さらにシリカゲル法では茎をカットして、綺麗な花の部分だけを使うため、花瓶に入れたりスワッグにして飾れない心寂しさがあります。

自然乾燥させる方法ではないため、一般的な作り方として知られているハンキング法に比べると余計なコストがかかるのもネック。

ドライフラワー用のシリカゲルは、1kg入りで1,000円〜1,500円程度かかるため、ドライフラワーを作る習慣がない初心者にとっては、いきなり手を出しづらい量と金額です。

ハナ

少しの量でいいから、コストを最小限に抑える方法はないかな?

あん

100均のシリカゲルなら、コストも量も抑えられて初心者向きだよ!

ドライフラワーを100均のシリカゲルで作った初心者体験談を紹介

それではさっそく、100均のシリカゲルを使ったドライフラワーの作り方とともに、初心者体験談を写真付きで紹介していきます。

シリカゲル法で用意する必要なもの

用意したもの
  • バラ(近所の花屋で購入)
  • シリカゲル300g(ダイソー)
  • 花切りバサミ(セリア)
  • タッパー(自宅にあったもの)
  • メイクブラシ
  • 爪楊枝

まず私が用意したのは、こちらのセット。

シリカゲル法では色の濃い花の方が失敗が少ないため、今回は紅が多めのバラを使用して、ドライフラワー作りに挑戦していきます。

近所のダイソーでシリカゲルを見つけましたが、どのぐらい量が必要なのか分からず4袋(300g)購入しました。

セリアでもシリカゲルを見かけましたが、1袋40gしか入っていなかったため、1袋75gあるダイソーのほうがお得です。

ゆり

私は用意し忘れてしまったけど、花を取り出すためのピンセットがあると便利です。

失敗なし!シリカゲルを使ったドライフラワーの作り方

STEP
茎をカットする

シリカゲル法で使用するのは、花の部分だけなので、茎をカットしていきます。

初心者の私は最初に工作用のハサミでカットしたのですが、茎が潰れてしまったので急遽、セリアで花切りバサミを購入!

写真で比較してみると、切り口の違いは一目瞭然です。

STEP
容器にシリカゲルを入れて花を並べる

自宅にあった捨てる用のタッパーにシリカゲルを入れ、今回は紅2つとピンク1つをドライフラワーにしていきます。

花が重ならないよう、容器の中に並べましょう。

容器のサイズは、花の大きさに合わせて選択しましょう。

花の様子が観察できないシリカゲル法ですが、湿気を吸うと色が変わるビーズが入っているため、色の変化を目安にしていきます。

STEP
シリカゲルを容器いっぱいに敷き詰め、蓋をして放置するだけ!

しっかりシリカゲルを敷き詰めて、花を完全に覆います。

花がつぶれたり変形したりしないよう、花弁や葉の隙間にもシリカゲルが入るようにしてください。

このまま蓋をして、花を乾燥させていきます。

ゆり

シリカゲルがこぼれたり、花の形が崩れたりしやすいから、あまり動かさないように注意してね!

あん

触らず放置しておくだけで、ドライフラワーの完成です!

シリカゲルのドライフラワー完成期間は1週間

シリカゲル法で作ったドライフラワーの完成期間は、1週間でした。

湿気を吸ったビーズの色は変化していくため、青いビーズがなくなってきた頃を目安に取り出しています。

シリカゲルを払い落とす際は、花が崩れやすいためブラシや爪楊枝で慎重に取り除いていきましょう。

ハナ

ブラシや爪楊枝を使うと、奥に入り込んでいたシリカゲルも取り出しやすいよ!

実際に花を取り出してみると、紅だった花弁がワインボルドーのような色に変化!

形が崩れやすいと思っていたドライフラワーですが、意外にも大きな花弁は柔らかさを残した状態で、触っても崩れませでした。

ピンクの花弁は二回りほど小さくなりましたが、市販のドライフラワーではあまり見かけない色の濃さになっています。

小さかった紅の花弁は乾燥が進みすぎて、手で持つと花びらが何枚か落ちてしまったため、ピンセットで取り出すとよかったかなと反省点がありました。

さおり

私は完成したドライフラワーをポプリにして、楽しませてもらったよ!

ドライフラワーの保存期間はどれくらい?長持ちさせる方法を解説

ドライフラワーの保存期間は、約2~3か月です。

せっかく作ったドライフラワーですから、できるだけ長持ちして欲しいですよね!

ドライフラワーを長持ちさせる方法は、3つあります。

ドライフラワーを長持ちさせる3つのコツ
  • 湿気対策をする
  • 紫外線に当てない
  • ほこりを被らないようにする

生花のように水を上げる手間は必要ない分、ドライフラワーは湿気に弱い特徴があります。

なるべく湿気がたまりにくい場所に飾って、雨の後などは外の空気で乾燥させてあげましょう。

ゆり

もしもカビが生えた場合は、胞子が飛ばないよう新聞紙に包んで処分してください。

乾燥を意識して窓辺に飾ると、太陽の光や紫外線で一気に茶色くなってしまうため、電球のある部屋に飾っておくのが望ましいです。

ただし放置しすぎてほこりを被ると、シバンムシと呼ばれる虫が湧く原因となりますので、長持ちさせたい場合は毎日のメンテナンスをしっかりおこなっていきたいところですね!

ドライフラワーのおしゃれな飾り方

広い用途で楽しめドライフラワーですが、どんな飾り方がおしゃれなのか、頭を抱える人も多いのではないでしょうか?

私は今回ポプリで楽しみましたが、ドライフラワーを作った人がどんな飾り方をしているのか、SNSからおしゃれだったものをピックアップしてみました!

みなさんハーバリウムやレジンなど、工夫しておしゃれな飾り方を楽しんでいるようです!

個人的にもおすすめしたいハーバリウムは、植物標本と呼ばれており、お手入れ不要で自分の作ったドライフラワーを長くインテリアとして楽しめます。

専用オイルでに瓶に閉じ込めておくため、ほこりが付きづらく適度に長持ちできるのは、大きな注目ポイントです!

レジンやハーバリウムはフラワーショップで完成品が売られているため、比較的簡単に手に入りますが、せっかく作ったドライフラワーですから、世界に1つしかない自分だけの作品を残してみたいですね!

茎までドライフラワーにしたいならハンギング法

ここまで初心者の私が失敗なしで完成したシリカゲル法でドライフラワーの作り方を紹介してきましたが、茎まで自然な形で保存したい人はハンギング法がおすすめです。

ハンギング法の作り方は、わずか3ステップで完了するほど、とってもシンプル!

STEP
花を麻紐などで縛る

花を一輪ずつ分け、麻紐で縛っていきます。

STEP
逆さまに吊るす

花を逆さまにして、風通しが良く直射日光の当たらない場所に吊るしましょう。

STEP
1〜2週間ほどで完成

自然乾燥させるため、完成までに約1〜2週間ほどの時間がかかります。

ただし乾かすのに時間がかかるため、せっかく綺麗な色をした花が変色してしまう場合があります。

初心者でも上手に花の色を残したい場合は、ぜひシリカゲル法でお試しください!

ドライフラワーにしやすい花

ここからは、ドライフラワーにしやすい花を紹介していきます。

ドライフラワーにしやすい花
  • バラ
  • ミモザ
  • カスミソウ
  • ビオラ
  • 千日紅
  • スターチス
  • オルガノ
  • ヤロウ
  • エリカ など

水分が少なく乾燥しやすい花は失敗しにくいため、ドライフラワー作りに最適です!

とくにバラは、初心者の私でも成功できたため、無難なチョイスだと思います!

初心者は率先して、ドライフラワーにしやすい花を選択していきたいですね!

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ドライフラワーにしにくい花

水分が多く花びらが薄い花はドライフラワーにしにくいため、初心者のうちは、そのまま楽しみましょう!

ドライフラワーにしにくい花
  • ユリ
  • ダリア
  • カーネーション
  • チューリップ
  • ドラセナ
  • ヒマワリ など

これらの花は、水分が抜けるまでに時間がかかってしまうため、乾燥が終わったころには花弁の色が退色して茶色っぽくなってしまいます。

ドライフラワー作りに慣れてきた頃にぜひ、挑戦してみたいですね!

まとめ

今回は、初心者の私が実際に挑戦し、簡単に成功したドライフラワーの作り方を大公開しました!

100均のシリカゲルを使って、失敗なしで完成したドライフラワーを写真付き体験談で紹介しましたが、いかがでしたか?

シリカゲル法は、準備が整えばあとは時間が来るのを待つばかりになるので、非常に簡単です。

初めて作った私は力加減がわからず、ドライフラワーにできたものの、少し花びらが取れてしまいました。

見た目が悪くてもポプリにして楽しめたので、用途が広いシリカゲル法は初心者向きだと思います。

ドライフラワーは繊細で壊れやすいため、失敗を繰り返している人もいるかもしれませんが、ぜひ100均のシリカゲルで手軽に再挑戦してみてください!

冬の乾燥した時期は、とくにドライフラワーが作りやすいため、生活に彩りを与えてみるのもいいですね!

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