
この間もらったドライフラワー、すぐ色があせちゃって…どうやって保存すればいいのかな?



えっ、うちはまだ全然きれいだよ?もしかして飾る場所とか関係あるのかも?
ドライフラワーって、水やり不要で長く楽しめるのが魅力ですよね。
でも、保存方法や飾り方によっては、思ったより早く色があせたり、ほこりが気になったりしてしまうことも…。
せっかくのドライフラワーを長く楽しむためには、ちょっとしたコツを知っておくことが大切なんです。
この記事では、ドライフラワーの保存方法とおしゃれな飾り方のアイデアを、初心者にもわかりやすくご紹介します。
「どうすればもっときれいに保てるの?」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


ドライフラワーを長く楽しむために大切なこと
せっかく作ったドライフラワー、できるだけきれいな状態で長く飾っていたいですよね。
実は、ドライフラワーを長持ちさせるためには「飾る環境」や「扱い方」にちょっとしたコツがあるんです。
特に意識したいのは、以下の3点
- 直射日光を避けること
- 湿気の多い場所は避けること
- ホコリや汚れをためないこと
これらを意識するだけでも、色あせや傷みをかなり防ぐことができますよ。
「そんなに気をつけることってあるの?」と思うかもしれませんが、大丈夫。
次の章では、初心者でもできるシンプルな保存方法をくわしくご紹介します。
長持ちさせる保存方法
方法 | 特徴 | 向いている花 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|
シリカゲル乾燥 | 色が鮮やかに残る | バラ・ガーベラなど | 美しい仕上がり | シリカゲルが必要 |
吊るすだけ | 一番簡単でナチュラルな仕上がり | ミモザ・スターチスなど | 道具不要・手軽 | 花が少し茶色くなる場合あり |
プレス(押し花) | 平面で保存できる | 小さな花・花びら | アート作品向き | 花の形がつぶれる |
せっかくきれいに仕上がったドライフラワー。
でも、保存の仕方によっては、数週間で色あせてしまったり、ホコリをかぶって傷んでしまうことも…。
ここでは、ドライフラワーを長持ちさせるために大切な3つの保存ポイントをご紹介します。
ちょっとしたコツを知っているだけで、色合いや形をきれいに保てますよ。
直射日光を避けて飾る
ドライフラワーは、紫外線にとても弱いという性質があります。
日の当たる場所に置いておくと、鮮やかな色がどんどん抜けてしまい、早く劣化してしまいます。
飾る場所は、なるべく日陰や間接光のあたる場所がおすすめ。
カーテン越しの柔らかい光が入る玄関やリビングの一角、窓から少し離れた棚の上などが適しています。
紫外線カットスプレーを使うという方法もありますが、初心者のうちは「日差しを避ける」だけでも十分効果があります。
湿気の少ない場所で保管する
ドライフラワーの大敵は「湿気」。
梅雨時期などは特に注意が必要で、湿度の高い場所に置いておくと、せっかく乾かした花が再び湿ってカビが発生することもあります。
湿気がこもりやすい場所(キッチン、浴室、窓の結露が多い場所など)は避けましょう。
逆に風通しの良い部屋、除湿機やエアコンで湿度をコントロールできる場所が理想的です。
また、密閉容器に乾燥剤を一緒に入れて保管する方法も、長期間保管したい方にはおすすめですよ。
ホコリ対策も忘れずに
ホコリがたまると、ドライフラワーの繊細な風合いが損なわれてしまいます。
とはいえ、花びらや葉はとてもデリケートなので、掃除機などで吸うのはNG。
ソフトな化粧筆や、カメラレンズ掃除用のハンディブロワー(空気で吹き飛ばす道具)で、優しくホコリを落とすのがコツです。
小まめにお手入れすれば、長い間、美しい姿を保つことができます。
どうしてもホコリが気になる場合は、ガラスケースやアクリルボックスなどに入れて飾るのも一案。見た目もぐっと上品になります。


初心者でもできる!ドライフラワーの飾り方アイデア集
せっかくドライフラワーをきれいに保存できたなら、インテリアとしても楽しみたいですよね。
インテリアに取り入れることで、暮らしの中にやさしい彩りを添えることができます。
ここでは、初心者でも挑戦しやすい飾り方をいくつかご紹介します。
壁に吊るしてナチュラルな雰囲気に
ドライフラワーの定番の飾り方といえば、壁に吊るすスワッグスタイル。
花を数本束ねて麻ひもやリボンでくくり、フックや画びょうなどで壁に掛けるだけでOK。
飾る高さを変えて数か所に配置すれば、バランスの取れたディスプレイが完成します。
自然素材ならではの風合いが引き立ち、ナチュラルや北欧テイストのインテリアとの相性も◎。
季節ごとに使う花を変えて楽しめるのも嬉しいポイントです。
小さな瓶やボトルに詰めて
ミニサイズのガラス瓶にドライフラワーを詰めると、それだけで小さなアート作品のよう。
茎の長さをそろえて数本挿すだけでまとまりが生まれます。
細長い瓶やジャムの空き瓶など、身近な容器を活用できるのも魅力です。
瓶の中に貝殻や木の実、カラーサンドを加えると、より個性的な雰囲気に。
窓辺や玄関、洗面所など、限られたスペースにも飾りやすく、生活にさりげなく彩りを添えてくれます。
フレームに閉じ込めてアート風に
「押し花」のように、ドライフラワーをガラスフレームやアクリル板で挟んで飾る方法もおすすめです。
平らな形にしたい場合は、花を辞書や雑誌で挟んで数日間しっかり乾燥させましょう。
お気に入りの花を1~2種類だけ使っても、余白がある分すっきりとした印象に。
無地の背景紙を合わせると、より洗練されたアートとして空間に映えます。
リビングや寝室の壁に立てかけたり、棚の上に飾ったりと、落ち着いた雰囲気を演出できますよ。
季節やイベントに合わせてアレンジ
ドライフラワーは、季節やイベントに合わせてアレンジすることで、季節の彩りを暮らしに添えるアイテムにもなります。
たとえば、春にはミモザやラベンダー、秋にはパンパスグラスやユーカリ、冬にはヒムロスギを使ってリースを作るのも素敵です。
また、誕生日や記念日など、大切な日の花をドライフラワーにして、メッセージカードやフォトフレームと組み合わせれば、思い出がより特別な形で残せます。
イベントごとの飾り付けをすることで、部屋の印象が変わり、日々の暮らしに小さなわくわくが生まれますよ。


よくある疑問Q&A
Q1. 色があせてきたらどうすればいい?
A. 自然の風合いとして楽しむのも良いですが、気になる場合は新しいドライフラワーと入れ替えるのも◎。定期的なローテーションもおすすめです。
Q2. 香りがなくなってきたけど?
A. アロマスプレーや精油を少量加えると、ほんのり香るドライフラワーになりますよ。
Q3. ドライフラワーはどれくらい持ちますか?
A. 保存状態が良ければ、3ヶ月〜1年ほど楽しめます。
ただし、湿気や日光、ホコリの影響で劣化が早まることもあるため、保存環境に気を配ることが大切です。
Q4. 色あせてしまったドライフラワーは復活できますか?
A. 一度色あせてしまったものを元の色に戻すことは難しいですが、スプレーペイントでリメイクしたり、他の花材と組み合わせて新しいアレンジに活かすことは可能です。
Q5. 湿気対策として具体的にどんな方法がありますか?
A. 除湿剤(シリカゲルなど)を近くに置く、または乾燥剤と一緒に密閉容器で保管するのが効果的です。
湿度が高い季節はエアコンの除湿モードを活用するのもおすすめです。
まとめ:大切なのは「ちょっとした工夫」と「愛着」
ドライフラワーは、ほんの少しの工夫でグッと長持ちし、暮らしにやさしい彩りを添えてくれます。
保存のポイントを押さえて、湿気やホコリから守るだけでも、美しさが長く保たれますし、飾り方を工夫することで、お部屋の雰囲気がぐっと華やかになります。
「せっかくなら、もっと楽しみたい」
そんな気持ちがあれば、ドライフラワーとの暮らしはもっと豊かで、心地よいものになります。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、お気に入りのドライフラワーをより長く、美しく楽しんでくださいね。
また、「どんな花がドライフラワーに向いているの?」「ドライフラワーの作り方はどうやるの?」という方は、こちらの記事もぜひ参考にどうぞ。👇️



